第22回いけだ夢燈花

いけだ夢燈花とは…附属池田小の児童殺傷事件を機に、今一度子どもたちにとって安心の街を再生させようと、子どもたちの平和と安全を願って毎年開催している催しです。
22回目となる今回も、水月公園グラウンドにて開催する予定です！
式典をはじめ、宣真高校書道部による書道パフォーマンス、ほのあかりの中での演奏、命のストーリーの朗読などを実施し、世界の子どもたちの平和で健やかな成長を祈ります。

開催日時　2023年9月2日　18:00より
場所　水月公園グラウンド
雨天時：水月児童文化センターにて式典を実施※但し関係者のみ。
式典の様子は後日動画配信（Youtube北摂チャンネル）

協力：ダイハツ皐月会　ダイハツ労働組合　池田市緑丘地区福祉委員会　鉢塚町内会　鉢塚・緑丘地区コミュニティ推進協議会　池田市民生委員児童委員協議会・緑丘地区　水月楽遊会　ママの働き方応援隊大阪北摂校　大阪教育大学附属池田小学校　緑丘小学校　石橋小学校　一般社団法人京都竹カフェ　長岡京市環境の都づくり会議　池田市グリーンマルシェ実行委員会
協賛：ダイハツ工業株式会社　ダイハツ労働組合　こいし・こども矯正歯科　日本生命保険相互会社川西能勢口営業部　医療法人黒田医院　三井ガーデンホテル京都四条　加納会館鉢塚　OKAMOTO＆PARTNERSGROUP　小谷整骨院・鍼灸院　社会福祉法人池田さつき会ポプラ　割烹音羽・流れ鮨三代目おとわ池田総本店　ふぐ好池田本店　ネッツトヨタニューリー北大阪池田店　樽五郎菓子店　有限会社前川紙店　茶菓舗香葉園　大阪池田モラロジー事務所　株式会社アイ・エス・エス　セブンイレブン池田鉢塚３丁目店　太郎兵衛寿司　株式会社O.M.B　SPACE ONE　特定非営利活動法人ハニー・ビー　御菓子司香月　otthon　いけだ報道（順不同）

当日のプログラム

18:00~18:30 式典
オープニング 宣真高校書道部の書道パフォーマンス
主催者あいさつ
来賓紹介
来賓あいさつ
命のストーリー朗読
点火式

18:40~20:00　ほのあかりコンサート
太鼓塾一輝　Umidori　あそびうた作家小倉げんきさんによる演奏
20:00 閉会式
実行委員紹介
合唱　「花は咲く」

ボランティアスタッフ募集

いけだ夢燈花実行委員会では、一緒に取り組みに携わっていただくボランティアさんを募集しています。
活動内容としては、地域の子どもたちとの交流を目的とする「キャンドルづくり」や当日のキャンドルの設置や点火などになります。
活動を通して、地域の子どもと大人が出会い、顔見知りになり、日常においてあいさつを交わすことができる間柄になるような取り組みを進めていきます

出産、育児、介護、看取りにまつわるストーリー、命の大切さをみつめなおすストーリーを毎年募集しています。
いただいたメッセージは式典にて発表。「劇団ぽこあぽこ」による朗読をおこないます。

命のストーリー（第21回いけだ夢燈花）
命のストーリー（第20回いけだ夢燈花）
命のストーリー（第19回いけだ夢燈花）
命のストーリー（第18回いけだ夢燈花）
※別ウィンドウで開きます

今年度も、「わたしゆめ」や、こどもたちの安全、平和への想いをリレーしてゆきます
ご協力いただいた団体・個人の方からのメッセージを後日動画として配信します

2001年6月8日、大阪教育大学附属池田小児童殺傷事件がおこりました。あの痛ましい事件の翌年から、児童の冥福を祈ると共に 、子どもが集う水月公園を拠点に世界の子どもたちの平和と安全を願う活動を行い続けています。北摂こども文化協会の呼びかけで始まったこの活動ですが、今ではダイハツ皐月会をはじめとする地域の各種団体が「いけだ夢燈花実行委員会」を結成し、毎年晩夏に願いをこめてろうそくを点灯しています。

　世界の子どもたちの平和と安全を願う「いけだ夢燈花」は、今年で20周年目を迎えます。
長きにわたり続けることができたのも、ひとえにご賛同くださいました市民の皆様はじめ、池田市行政関係者や地域の商店・企業・団体等、多くの皆様のお力添えがあってこそ。この場を借りて心より感謝申し上げます。
　 昨年来、コロナ禍に見舞われ、防犯・防災に加え、感染予防も子どもたちの生活を守るために欠かせない社会課題となりました。三密を避けるために、人との出会い・交流・体験の場が失われる事態となり、子どもたちの心豊かな成長を促す「人とのつながり・ぬくもり」を感じられる環境をいかに生み出すことができるかも、新たな課題となっています。
　 昨年はライブ動画配信の手法を取りましたがが、やはり灯りの燈った1,000個の手作りキャンドルを目にすると胸に迫るものがあります。みなさんに感じてほしい。今年は水月公園にて「サイレント夢燈花」を開催することにしました。夢燈花キャンドルの特徴は子どもたちの夢が描かれていること。ぜひご自身の眼で心で、子どもたちの夢に想いを馳せていただければ幸いです。

2021．9．4
特定非営利活動法人
北摂こども文化協会
理事長　川野麻衣子

1994年、日本は［子どもの権利条約］を批准したにも関わらず、子どもたちが安全に暮らすことのできる現状をつくりだせていないのが現状です。
池田市においては、2001年に子どもを標的にした残虐な事件が起こりました。この事件で尊い命を失った天使たちの他にも心に深く傷を負った子どもたちは数知れません。
また近年、世界各地において地震被害、津波被害等の天災で、多くの子どもたちが命を亡くしています。更には未だ戦火に追われ、自由を奪われ、不当な扱いを受けている子どもたちも多くいます。
「いけだ夢燈花」は、そんな世界の子どもたちの、平和と安全を考えるきっかけになればと願っています。
被害者となった子どもたちの冥福を祈り、世界の子どもたちの平和とすこやかなる成長を祈る。子どもたちにとって安全な地域環境とは何か、地域の大人たちは何をすべきか、何ができるのかを考え、実行にうつす。そして、地域コミュニティに関心を持ち、自分のコミュニティに積極的に関わりを持つ大人、青年、子どもたちの参加の場所を提供し、市民による市民自治の関心を高める。
こういった思いを持つさまざまな方のご支援のもと、毎年、夏の恒例行事として行っています。

「いけだ夢燈花実行委員会」を構成する地域の団体が１１月より会議を重ね、翌年８月まで作業や準備を行います。各団体間の意見交換も活発に行われ、地域コミュニティの向上につながっています。
2003年からは遠く宮城県立光明養護学校からろうそくが贈られ、現在では宮城県立各養護学校から支援協力をいただいています。その宮城県では2006年度には「みやぎ夢燈花実行委員会」が結成され、子どもたちの安全を考える地域の大人としての活動を実践していくことになりました。
みなさまのますますのご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2001年6月	大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件 幼い子どもたちの尊い命が奪われ、また、数知れない多くの子どもたちが心に深い傷を負う
2002年8月	NPO法人北摂こども文化協会主催「夢燈花」開催 事件を受け、ＮＰＯ法人北摂こども文化協会が開催。大阪府池田市の水月公園に2,000個のろうそくを並べ、明かりを灯して祈りを込める。市民の手によって作られるイベントを目指す
2002年9月	市民活動「いけだ夢燈花実行委員会」設立 「夢燈花」に協力参加した池田市民および市民団体の理解と賛同を得て、「市民による地域行事」として動き出す
2003年8月	「いけだ夢燈花２００３」開催 宮城県下の養護学校より、生徒らが作ったキャンドルが寄贈される。以降、毎年手づくりキャンドルの贈呈を受ける
2004年8月	「いけだ夢燈花２００４」開催 平和安全祈念モニュメントの建立池田市水月公園を平和安全のメモリアルパークと位置づけ、池田市安全宣言（和文･英文）を刻んだモニュメントを設置
2005年8月	「いけだ夢燈花２００５」開催　以降、毎年継続して開催