書籍&プレス紹介記事
書籍
子どもの遊びと遊び場への
社会教育からアプローチ
ひと山まるごとプレイパーク
読みやすくプレイパークの魅力がわかる一冊
1979年、子どもが自由に遊べる「冒険遊び場」が誕生した羽根木プレイパーク。その後、冒険遊び場は全国各地に広がりさまざまなカタチのプレイパークが出現します。
「ひと山まるごとプレイパーク」もそのひとつ、公園とはまったく違うユニークな「遊び場」です。
本書は、子どもの権利条約第12条「意見表明権」と第31条「休息・余暇・文化・遊びの権利」の視点から考察。とくに、子ども(と大人)たちのアンケート調査結果の分析を通して、日常の緊張感から解き放たれる子どもたちの心のありようについて注目し、プレイパークの新たな役割について提示している点が見逃せません。
口絵と文章に子どもの遊ぶ姿を掲載。読みやすくプレイパークの魅力がわかる一冊です。
定価:本体1,200円+税
体裁:A5版・並製、132ページ
発行:2019年5月
ISBN:978-4-89491-350-9
主要目次
-
第1章 家庭でも学校でもない生活空間
●北摂こども文化協会の理念
●第12条と第31条(自由が保障された時間/心の栄養となる文化/文化的創造活動)
●北摂こども文化協会の事業(子どもと大人が共に育つ共育事業/子どもも大人も自己実現)など -
第2章 プレイパークという遊び場
●ドイツの冒険遊び場(コロラドプレイパーク・パナマプレイパーク)
●日本のプレイパーク事情
●プレイリーダー(プレイワーカー)など -
第3章 ひと山まるごとプレイパーク
●ひと山の一日・ひと山の目的と目標
●多様な人材が構成する遊び場
●プロジェクト委員会・マイスター
●「朝の会」と「終わりの会」
●協働実践の主体者であってほしい など -
第4章 子どもにとってのひと山まるごとプレイパーク
●子どもが考えるひと山の特徴
●過去の参加者に聞きました
●普段とは異なる人間関係
●家庭や学校とは違う自分を出せる場所
●日常生活の支えとなったひと山
●自由でよいことの波及効果
●PLとの交流・PLの存在 など
プレス紹介記事
※記事画像は、画像の上を ドラッグして移動させることができます。
-
2019/12/8 「朝日新聞」にてひと山まるごとプレイパークの取組みが紹介されました
-
2019/7/1 「クーヨン」2019年8月号にて書籍を紹介いただきました
※記事画像は、画像の上を ドラッグして移動させることができます。